和泉市久保惣記念美術館にある京都・表千家の茶室を写した惣庵(そうあん)・聴泉亭(ちょうせんてい)の茶室庭園が、令和2年11月20日開催の国の文化審議会において、「登録記念物」に登録するよう文部科学大臣に答申されました。今後、官報告示をもって正式に登録されます。
本茶室庭園は、昭和初期に二代久保惣太郎によって造られ、表千家の茶室「不審菴(ふしんあん)」と「残月亭(ざんげつてい)」をそれぞれ写した「惣庵(そうあん)」と「聴泉亭(ちょうせんてい)」だけでなく、露地(ろじ)についても、主要な部分の空間構成がほぼ忠実に写されています。
「茶の湯を好んだ実業家が表千家の茶室と露地を一体的に写したもので、その意匠は特徴的であり、造園文化の発展に寄与した意義深い事例」と評価されました。
残念ながら、現在、茶室の耐震工事を控えているため、茶室庭園も公開を中止しており、ご覧いただくことはできません。
伝統文化を味わうことができる生きた空間へ再生するため、和泉市ふるさと納税(ガバメントクラウドファンディング)にて寄附金を募っています。
ぜひ今後の公開と活用にご期待ください。
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